お線香をあげるときには、ライターやマッチを使って、まず仏壇にあるろうそくへ火をつけます。
直接火をつけることは禁止されているため、注意してください。
ろうそくに火をつけてからお線香に火をつけ、ろうそくを静かに消します。
このときに注意したいのは消す方法です。
直接息を吹きかけるのは失礼にあたるため、手などで仰いで消してください。
なお、宗派によりあげ方は異なります。
天台宗や臨済宗は特に決まりがありませんが、曹洞宗は1本だけを香炉に立て、日蓮宗・浄土宗・真言宗は1本から3本を立てるのが定番です。
注意したいのは浄土真宗のあげ方で、1本を数本に折って火をつけてから寝かせるため、事前に必ず折っておくことがマナーとなります。