年忌法要に関して「いつまで執り行えばよいのか?」と不安に感じる人もいるかもしれません。
一般的には「33回忌」で終わりにします。
理由としては、仏教の教えでは33回忌を過ぎれば故人は先祖の仲間入りをして、あの世で仏になるとされているからです。
しかし、各家庭の事情や住んでいる地域性、宗派によっては33回忌の前に年忌法要を終えることもあります。
その場合には、最後に盛大に「弔いあげ」を行います。
普段よりも念入りに供養して法要に区切りをつけることになるでしょう。
このように年忌法要に関しては、「いつまで」という明確な区切りはなく、残された家族がお世話になっているお寺と相談しながら、その選択をすることができるのが現状です。