手元供養をするメリットとしてまず挙げられるのは、故人を常に身近に感じられることです。
手元供養を選択すると、お墓参りに行くことなく故人を感じることができます。
特に、アクセサリーなど持ち運びできる供養品に加工すれば、何処にいても故人に見守られている気持ちになるでしょう。
金銭的な負担が小さいのもメリットのひとつです。
手元供養を選択すると、遺骨をお墓に埋葬する際に必要な墓石代や施工費、永代使用料、年間管理費といった費用がかからないため金銭的な負担を抑えることができます。
その他にも、お墓の管理に要する手間がかからないといったメリットもあります。
一方で、手元供養は周囲の理解が得られにくいというデメリットがあるため、事前に家族や親族としっかりと話し合っておくことが大切です。
また、自身で遺骨や供養品を管理できなくなった場合の対策を考えておくことも重要です。
加えて、故人と親しかった友人などがお墓参りしにくいというデメリットもあります。
このように手元供養にはメリット・デメリットの両面があるので、慎重に検討することが大切です。