戒名には様々なランクがありますが、これはお布施によって決まります。
まず最も一般的なものは、男性の「信士」と女性の「信女」で、50万円以下で付けられる戒名です。
この「信士」や「信女」の次に位の高いものが、「居士」と「大姉」です。
これらは、50万円から80万円のお布施が必要になります。
さらに100万円以上となると、「院号」というランクの戒名を付けることができます。
「~院~居士」などのようになるので、戒名は長くなります。
そして「院号」よりもランクの高い「院殿号」がありますが、かなりの功績を残した人にしか付けることはできず、お布施も500万円から1,000万円です。
「院殿号」を付けられる人はほとんどいませんので、一般的には「院号」が最高ランクといえます。